おひさま保育園からおひさまの森へ
最も重要な時期である」といわれます。
その乳幼児期の大半を過ごす保育所とはどうあるべきか、
それを私たちは問い続けています。
認可外から始めて10年の歳月が経ち、
「保育所」という施設の 枠組みにこだわらず豊かな活動や生活が
保障される「場」でありたいとの思いに至りました。
私たちが今目指すものは、温かな雰囲気の中、
家庭のようにいろいろな年齢の人たちが
相互の関係性の中で自分らしく心地よく過ごす、
そのような「場」を作ることです。
現在の地に越して来て6年目に入り、ちょうど園庭も
緑が豊かになってきました。
自然の中でゆったり生活できるおひさまの森を目指して
これからも独自の保育を追い求めていきたいと思います。
令和3年4月1日
園長 有好 恵子
保育の中で大切にしていること
異年齢での遊びや活動が多く
たくさんの人たちと関わりながら
大家族のように過ごします
穏やかな時間の流れの中で、
自分で判断したり遊びを選択したりしながら生活します
自然の活動
3歳になると神楽岡公園や北邦野草園での散策や
自然観察を行います
年長では、旭岳登山に行きます
園庭での遊びや挑戦
園庭では、さまざまな遊具や自然物(花・葉・実・土・水・泥 など)
に触れ、思う存分遊びます
食育活動
いろいろな食体験を通して「食」への関心を育み、「食を営む力」の基礎を培います
畑での栽培活動・収穫、クッキング、食材や命を感じる活動を行います
園名の由来
私たちは「子どもらのための小さき太陽」でありたい
日本の保育の父といわれる倉橋惣三は著書『育ての心』で述べています。
「よろこびの人は、子どもらのための小さき太陽である。
明るさをわかち、温かみを伝え、生命を力づけ、生長を育てる。(中略)
希わくは、子どもらのために小さき太陽たらんことを。」
私たちはよろこびの人でありたい。
いつも、誰をも平等に照らしてくれるおひさまのように
温かな愛情を惜しみなく子どもたちに注ぎたいと思います。
明るい笑顔に溢れ、優しい心で接し、訪れる人みんなの気持ちが
ぽかぽかになるような保育園でありたいと願い「おひさま」と命名しました。
園の概要
園 名 | おひさまの森 |
住 所 | 〒078-8338 北海道旭川市南8条通26丁目581番地66 |
TEL | 0166-33-7573 |
FAX | 0166-73-4742 |
設置者 | 一般社団法人 凌雲 |
設置日 | 平成27年9月1日 |
代表理事 | 有好 完璽 |
園 長 | 有好 恵子 |
定 員 | 50名(特別支援保育3名) |
沿革
平成22年4月 | おひさま保育園(認可外保育所)自宅を使用して開設 旭川市南7条通26丁目567番地42 |
平成26年9月 | 一般社団法人凌雲設立 |
平成27年9月 | 一般社団法人凌雲おひさま保育園新築移転 認可保育所へ移行 旭川市南8条通26丁目581番地66 |
平成28年9月 | 一般社団法人凌雲小規模保育所おひさま開設 旭川市南7条通26丁目567番地42 |
令和 3年4月 | 一般社団法人凌雲おひさまの森に園名を変更 |
入園要項
定 員 | 50名 |
対 象 | 産休明け〜就学前児童 |
保育時間 | [標準時間]7:30~18:30 [短時間]8:30~16:30 |
休 日 | 日曜日、祝日、年末年始(12月30日〜1月4日) |
保育料金 | 旭川市で定められた金額(3歳以上は無償) |
子育て支援
地域の子育て家庭の皆様、おひさまの森へぜひ遊びに来てください。
子育て支援室(おひさまルーム)や園庭で遊んだり、園児とも交流したりしていただけます。
近年、子どもを育てるのに困難を感じている方が大勢いらっしゃいます
過剰な情報の中で何を信じていいかわからない、身近に助けてくれる人や、教えてくれる人がいない
そんな時、どうぞ遠慮なく、お電話ください
また、保育園の門をくぐってください
育児についての蓄積した情報と方法で、お役に立てると思います
相談受付 | 平日 9時から17時まで |
電話番号 | 0166-33-7573 |
担当者 | 主任保育士 向田順子 ・ 園長 有好恵子 |
その他 | 来園でのご相談は事前にご連絡ください |
職員の採用について
令和6年度職員の採用試験は終了しました
園長からのメッセージ
有好恵子(園長)
子どもの育ちにとってどんな環境がいいのか、どんな関わりがいいのかと考えながら、前向きに保育に取り組んでいます。おひさまの森では、生活や自然の中で学ぶことを大切に考えています。だから、先生たちにはさまざまな技術よりも、子どもを理解する心と、子どもと一緒に生活を楽しむ心を持っていてほしいと思っています。就職を考えている方は、ぜひ一度おひさまの森を見に来て体感してください。
先輩からのメッセージ
向田順子(主任保育士)
おひさまの森は開園して、まだ9年目。園庭の遊具や室内のロフト等、環境をみんなで作ってきました。ソフト面もそうです。「おひさまの保育って?」と、みんなで知恵を出し合い、話し合いながら作っています。
生みの苦しみもありますが、それも楽しみの一つ!おひさまの歴史を私たちが作っているという実感があります。職員の年齢にも幅があり、他園での経験者もいますが、みんな温かくて愉快!悩んだり困ったりした時に、手を差し伸べてくれる仲間ばかりです。共に保育を語りながら、かわいい子どもたちと暮らしを楽しんでいます。
国沢知子(おひさま7年目)
大人も子どもも好きなことを、とことん楽しみ自然体でいい。そんな居心地の良さがおひさまの森にはあります。その環境で過ごしていることが、自分の子育てにも活かされていると感じます。
そして、自分自身が保育という仕事の中で自己実現でき、満たされた心持ちでいることで、わが子への愛情もたっぷりと注ぐことが出来るのだと思います。シフトに急に穴をあけることもあり、周りのスタッフに助けてもらいながら、楽しく幸せな環境で働いています。
鈴木かおり(おひさま6年目)
都市部の大きな園から来て5年経ちました。このおひさまの規模感は子どもたちの育ちにとっていいな、また自分が保育をするのにもいいなと感じています。
私のクラスに鳥が大好きな子がいて、クラスの子どもたちも、保育士たちも、家族も、みんなが鳥に興味を持ち始めました。すると、実は身近にたくさんの鳥がいることに気付き、見えなかったものが見えてきました。興味関心をもって過ごす毎日は見える景色も違うのだと思います。おひさまの森では、私が大好きな自然の中で、大人も子どもも一緒にいろんなことを楽しみながら過ごしています。
古谷早織(おひさま10年目)
調理室は、前面大きなガラス張りで、玄関からも保育室からも良く見える環境です。子どもたちもよく見に来ては、「きょうは なに?」「つくってくれてありがとう!」と言ってくれて、食べることを楽しみ喜ぶ姿に毎日元気をもらっています。いつの間にか苦手なものが食べられるようになり、もりもりと食べて成長していく姿を見ると、私たちの仕事が「心」と「体」に繋がっていると実感します。とてもやりがいのある仕事です。